完璧主義を捨てて『ちょっとだけやる』ようにしたら道が広がった話

完璧主義を捨てて『ちょっとだけやる』ようにしたら道が広がった話

完璧主義の人はうつ病になりやすい」と聞いたことがあります。

私もかつて、型にはまったような完璧主義者でした。

例えば「ランニングをしよう」と思っても、きちんとトレーニングウェアを着てランニングシューズを履いた状態じゃないと気が済まない。

部屋の掃除をするときも、せっかくやるなら時間をかけて隅々までやらないと気が済まない。

人間関係でも、一度失敗すると「あぁもうダメだー!」って心の中でシャッターが下りちゃっていました。

周りはそんなに気にしてないのに(たぶん)。

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「ちょっとだけやる」という選択肢

今考えると、完璧主義だったころはとても幅が狭かったなぁと思います。

やる』か『やらない』か。

できる』か『できない』か。

常に二択化して、自分で幅を狭めていました。

ランニングも、きちんとした服装じゃなかったらやらない。掃除もちゃんと時間をとれるときでないとやらない。

そんな状態だから、結局やらずに終わっちゃうことも多かったです。

こうしたオールorナッシングの考え方は『二分割思考』と呼ばれ、うつ病にかかりやすい人の思考パターンとして挙げられています。

参考 うつ病になりやすい人の6つの思考パターン

でも、やるかやらないかじゃなくて『ちょっとだけやる』という選択肢も増やしてからは、だいぶ道が広がりました。

例えば、ランニングをしようと思い立ったらそのままの格好でとりあえずやる。掃除も3分だけでもいいから、思い立ったらとりあえずやる。

とりあえず少しだけでもやりだすと、そのまま気分が乗ってきて「もうちょっとやってみようかな」となることが多かったです。

「ちょっとだけがんばる」方が楽

うつ病療養中の過ごし方についても、似ている部分があると思います。

うつ病のときはがんばることがタブー視されていますが、「よし、がんばらないぞ」と決め込みすぎて余計にストレスがたまることもあると思います。

がんばらないことをがんばる』という、矛盾した状態ですね。

私の場合は、何も前に進んでいないような気がして焦っているとき、「がんばっちゃいけない」と我慢するよりも、無理しない程度にちょっとだけがんばる方が気が楽になりました。

グレーゾーンもあると視野が広がる

白か黒かだけでなくグレーゾーンも認めるようになってからは、だいぶ視野が広がり気が楽になりました。

そもそも、完璧な人間なんていないんですよね。ある人から見たら完璧だとしても違う人から見たらそうじゃなかったりもしますし。

1日半歩でも前に進めたらいいし、進めない日もあったっていい。

立って歩くのがしんどかったら、寝ころびながらゴロゴロ転がって進んだらいい。

完璧な人間ではなく、柔軟な人間を目指していきたいものです。