メンタルが強い人とは、どんな人か

メンタルが強い人とは、どんな人か

メンタルが強い人』と聞くと、逆境に屈することなく、ストレスをはね飛ばして猪突猛進するタイプの人と思いがちです。

しかし精神科医の和田秀樹氏は、著書『「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい』の中で、心が強い人の条件として

  • 他人を頼ることができる
  • うつ病やメンタルに関する知識を持っている

という2点を掲げています。

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メンタルが強い人≠半沢直樹タイプ

2013年にヒットしたテレビドラマ『半沢直樹』では、主人公が自分を陥れた上司に復讐を誓い、それを成し遂げました。

やられたらやり返す、倍返しだ!」と宣言し、実際に成し遂げる姿でスカッとした方も多いのではないでしょうか。

『メンタルが強い人』と聞くと、半沢直樹のような何事にも屈しないタイプの人が思い浮かびます。

しかしこれはあくまでフィクションの話であり、なによりも半沢直樹のように復讐を誓い、相手を憎み、いつもギリギリの精神状態でいることは、心の健康にはよくありません。

『折れない心』よりも『しなやかな心』を持つ人が、真の強い人なのでしょうね。

メンタルが強い人=他人にうまく頼れる人

映画監督であり、俳優や作家としても有名なウッディ・アレンは、50年以上にわたり精神科に通い続けています

ウッディ・アレンは1977年の『アニー・ホール』でアカデミー監督賞、作品賞を受賞し、ノミネートされた作品は20回以上、ノミネート回数が最多の映画人として有名です。

精神科に長年通いながらも、数々の偉業を成し遂げてきたのです。

ずっと病気を克服できない患者と捉えることもできるでしょうが、著者はこうした『他人に頼ることができる人』が、現代に適応した『心が強い人』であると説明しています。

未だこの時代においても「うつ病なんて甘えだ」と石器時代の根性論のような意見も耳にするので、ついつい甘えることに対して罪悪感を感じてしまいます。

しかし、うまく他人に頼って上手にストレスを回避できる人が、現代に適応したメンタルが強い人なのです。

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まとめ

強い人といえば、何事にも屈しない鋼のメンタルの持ち主をイメージしていたので、目からウロコでした。

根性よりも柔軟さの方が、現代社会では必要なのでしょうね。

【今回参考にした本】

こちらは同じ本を参考に書いた記事です。

うつ病になりやすい人の6つの思考パターン
現在、うつ病は気合いで治るような『心の病気』ではなく、『脳の病気』だという考え方が主流になってきています。一時的な落ち込みと...