うつ病になりやすい人の6つの思考パターン

うつ病になりやすい人の6つの思考パターン

うつ病で苦しんでいる人

現在、うつ病は気合いで治るような『心の病気』ではなく、『脳の病気』だという考え方が主流になってきています。

一時的な落ち込みとは異なって、うつ病は医学的な治療が必要な病気なのですから、改善していくためには気合いよりもうつ病に対する正しい理解が必要ですよね。

今回は、うつ病になりやすい人の思考パターンを精神科医の和田秀樹著、『「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい』を参考にご紹介します。

スポンサーリンク

うつ病にかかりやすい人の考え方

1. 二分割思考

二分割思考とは、「白か黒か」「成功か失敗か」「敵か味方か」という、オールorナッシングの考え方のことです。

いきなり耳が痛い話ですね…まさに私はこのタイプでした。

「少しはマシ」などの中間を認められない人は、うつ病にかかりやすいそうです。

2. 過度な一般化

特定の出来事を、多くの出来事の中の1回としてでなく「全てそうだ」と普遍化したもののように見てしまう考え方のことです。

たまたま部下が失敗したときに、「今どきの若者はダメだ」とひとくくりにして決めつけてしまう場合などが、この『過度な一般化』にあたります。

3. 選択的抽出

全体のうちの、ある一点だけに注意が向いてしまって、その他の側面を無視してしまう思考パターンです。

一度素っ気ない態度をとられると「あ、嫌われてる」と思ってしまうこと、私もよくあります。

その逆に「あの人なら絶対信頼できる」などいい面ばかりを見てしまう場合も、この選択的抽出にあたります。

4. 肯定的な側面の否定

自分の長所や美点を、「大したことない」「全く価値がない」と切り捨ててしまう考え方です。

話し上手で面白いし、勉強もよくできるのに「自分は太っているからモテない」と本人にとって否定的な側面ばかりが気になる状態のことです。

5. 読心

具体的な根拠もなく、「絶対こう思っている」と相手の心を決めつけてしまうことを指します。

決めつけは人間関係が悪化するだけでなく、二分割思考にもつながるので精神的に良くないそうです。

6. 情緒的理由づけ

情緒的な反応が、実際の状況を反映しているのが「情緒的理由づけ」です。

例えば株式投資をしている場合、気分が落ち込んでいると悲観的になって株を全部売ってしまったり、気分が高まっているときにはたくさん投資をしてしまいます。

スポンサーリンク

さいごに

いかがでしたでしょうか。私は耳が痛すぎてもげてしまうところでした…笑

参考にした『「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい』中では12パターン書かれていましたが、そのうち半分に絞ってご紹介しました。

よく「うつ病のときはこんな風に考えましょう」という話は耳にしますが、それと同時に現状の思考パターンを知ることも大切。

うつ病は周囲に理解を得にくい病気ではありますが、自分だけは自分の状態を正確に理解していてあげたいですよね。

【今回参考にした本】

▼追記▼

その後『いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法』という本をよんだところ、『認知の歪みの定義』として同じような思考パターンが10種類紹介されていました。

【認知療法】認知の歪みの定義10パターン
以前、うつ病になりやすい人思考パターンを6つご紹介しました。「うつ病のときはこんな風に考えましょう」という話はよく耳にします...

対処法などもかなり詳細に説明されていますので、より詳しく知りたい方にはこちらの本もおすすめです。